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トレセンの落とし穴??

トレセンの落とし穴??

トレセンの価値とは??トレセンに入り逆効果??

小学生年代でトレセンに選ばれてなくたって、プロになった選手は沢山います。
良くトレセンコーチをしていて感じるのはトレセンの価値を間違えている方が多いのでは無いのかと感じます。
下記の図を見てください!!

地区トレセンとありますがまずクラブを代表する選手になる事が最初、それから地域、さらに地区、県と。
良く選手間で聞く声、俺○○トレセンだから!!

もう満足しているようで残念です。
トレセン=すごい=上手い!!!って言うイメージがあるような気もします、いえいえ少子化になりさらにレベルが低下しているのは現状です。

もっと外を見なければなりません!!
トレセンに入ることで満足してしまい、逆にコツコツ地道に頑張る選手に追い抜かれるケースもあります。
トレセンに入る事で逆に落ちるのが怖く今までのらしさを失ったり、なんか周りに対する態度も変わったり、それでは選手としての価値はありません。

良くJクラブのコーチと話をしますが昔と違い今の選手は上手い、でもみんな同じに見えて個性がない。
確かに感じる部分はあります。

一律になるのは安心感はあると思いますがこの年代はボコボコ感が良いと思います!!
それがチームの個性でチーム戦術がしっかりしていればそれはまとまりその中で個が強く発揮でき面白いと思います。

良く保護者の方からあの選手と比べうちの子は、、、、。
比較する必要はなく、逆に全く同じで良いのですか?とも思います。

生まれた日持ちがければ育った環境も違う、もちろん遺伝も。
まずは自分の強みを発見させ自信を持たせること、そして良いものは自分の特徴を活かしながら真似すること。
スタートラインもゴールも違うので、並ぶ必要はない。

でも目指すものは同じ、十分ではないでしょうか??

脱線してしましましたが、トレセン。
通過点にすぎません。

焦らずまず地道に背伸びせず継続して努力する事です。背伸びしてもこの年代は成長差が激しく努力しなくても
トレセンに入れるポテンシャルの選手はいます。
でも気にせず地道にサッカーを知ることが大きな前進で逆に将来逆転する可能性が高くなります。


JFAから抜粋した文章です⇩

世界で戦う前に地域で選手の取り合いで争うようでは世界には程遠い、、、。
先日もトレセン内での引き抜き行為があり問題となりました。
これでは本末転倒です。

自チームを勝たせたいのはわかりますが、育成年代から考えたらやっぱり指導者として責任とモラルが大切なのでは!
サッカーはチームプレーです!
しかしこの年代は成長の差が激しく身体も心もデリケートな年代です。
だからこそ個を大切にし育成、成長が大切なんです。

成長の早い選手やトレセン等の選手を集めて勝って本当に嬉しいのでしょう??
指導者としての価値があるのでしょうか??

トレセンで世界と闘うとありますが、世界はこんなことはしていません。
もうこの時点で遅れているのです。


最終的には選手が責任をとる状況になると感じます。
保護者の判断もそうですが目先の勝利に惑わせれてはいけません。

今が全てではなく、今が最も大切でサッカーの基盤を作る時期なのです。

そしてプロになる確率は0.1〜0.4%。。。
プロを目指しながら沢山の経験をすることも大切だと感じています、もちろんプロを目指して指導しますがそれ以外の教養も大切です。

少し最近の日本サッカーに関わる保護者の方は焦りがあるのでは?って感じます。
成長には個人差があります、でもそれが個性でその個性を活かすことが将来につながります。
背がまだ小さいのにスピードや高さで勝負することないし、逆に大きくてパワーがあるなら逆にこの年代では繊細なプレーを意識させたりと、いずれ体の成長は止まります。

その時までにサッカーを知っているか?パワーや成長差で優越にサッカーしてしまっていないか?
沢山の事に注意しながら成長をサポートするにもコーチの役割です。

少子化になりチームの結果で選手が増えたり減ったり、、、。
結果ではなくチームの指針、TR内容、成長した時そんな想像が見えるかなどをよく吟味してください!!


目先の勝利を目指しても失うものは大きい!!