育つから勝てる
楽しいから始める。
楽しいから夢中になる。
夢中だから育つ。
育つから勝てる。
このクラブで大切にしている言葉です。
たかがフットボール、人生という長く大きい視点から見たらちっぽけなものです。
あくまでフットボールは人を豊かにするツールの一つでしかありません。
せっかくフットボールに関わるなら、関わる人の人生が少しでも彩れるようなクラブを目指しています。
そのために「楽しさ」「夢中」ということを重要視しています。
今、みなさんはフットボールを楽しめていますか?
みんなが最初にフットボールと関わりを持った時、「楽しそう」「面白そう」というのがあるから始めたはずです。
そして、面白いから夢中になり、夢中だから「どうしたらいいか?」と考える。
考えるから「育つ(=うまくなる)」
そして、育つ(=うまくなる)と勝ってると思うんです。
試合中、こんな言葉をいつも選手にかけます。
「勝ち」にいくな、試合中でどれだけ「うまくなるか」やで。
試合中にみんなが1から1.5にうまくなったら「勝てるやろ」と。
多くの子どもが育成年代に当たり、生涯プレーする上で重要な期間です。
小学生は勿論、中学生、高校生、大学生も育成年代かもしれません。
試合の戦績でしか価値を表明できないチームは淘汰されていきます。
それは勝てない時がどのチームにもいつか訪れるからです。
勝ったり、プレーがうまくいったら当然、楽しい。
負けたり、プレーが全然うまくいかなくても、楽しい(もちろん、悔しかったり、悲しかったりするけど)。
プレーしていなくても、その場にいるだけで、楽しい。
「選手たち」が今、このクラブで居ること自体に価値があるクラブを目指したいと思います。